犬の心房中隔欠損症についてい知っておこう
心室心房欠損症は右心房と左心房の間を隔てている「心房中隔」という壁に生まれつき孔(あな)が開いている病気です。
生まれた時には孔は閉じているのが普通ですが、これが閉鎖しないままの状態が心房中隔欠損症です。
犬の心房中隔欠損症の症状
心房中隔欠損症であっても軽い場合には無症状で気付かない事もあるが、運動した時に軽い呼吸困難が起こるようでしたら注意が必要。進行すると、運動した時に疲れて動かなくなる、呼吸困難でチアノーゼを起こす、食欲がなく痩せてきたり発育障害が出てくるなどの症状が出る。フィラリアに感染すると、中隔にあいた穴を通じてフィラリアが右心房から左心房に移動し深刻な症状を引き起こす場合がある。
犬の心室中隔欠損症の原因
心室中隔欠損症というのは、先天的な病気なので予防法はない。
右心房と左心房の間の穴が開いている状態以外に心臓に異常がなければ、血液の逆流があってもあまり負担にならなくて大きな障害にならないケースがほとんど。
犬の心房中隔欠損症の対処方法
特に症状の出ないような軽いうちは激しい運動や長時間の運動を控える、食餌療法を行うなど普段の生活で気をつけていれば特別な治療は必要ない。
しかし、年齢とともに重度になることがあり、その場合には内科的治療や外科手術が必要となる。
犬の心房中隔欠損症にかかりやすい犬種
サモエド、オールド・イングリッシュ・シープドッグ、ボクサーなどに多くみられる。
似ている名前の病気⇒犬の心室中隔欠損症
犬の心房中隔欠損症に関する質問を探してみました
犬の病気について質問です。
ヨークシャテリア、9歳と7ヶ月になるオスです。一年に一回打つワクチンを打ちに病院にいったところ聴診器をあててもらって心臓に雑音があるといわれ検査をうけたほうがいいといわれました。小型犬が中高期にさしかかるとかかりやすい病気といわれましたがまだ精密検査にはしていないので、はっきりとした病名はわかりませんが....
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生後3ヶ月の子犬を迎えて、5日目に急死してしまいました。さっきまで普通にしていたのに、急にぐったりして目もうつろ、口も半分しかあかないようになってしまい、ぐったりしてしまったかと思ったら30分後には心臓が止まってしまいました....
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